sugitaku.net はインターネット・健康の情報サイトです。
インターネット情報 - 健康情報 - 掲示板 - リンク - ホーム
 
症状別・病気別

かぜ
月経困難症
月経前症候群
下痢
更年期障害
骨粗鬆症
こむらがえり
しみ
しわ
脱毛
つめのトラブル
白内障
肥満
日焼け
疲労
貧血
不眠
むくみ
物忘れ
老化

健康の基礎知識

健康の概念
健康とは何か
健康意識

健康と生活
オプティマムヘルス

生活習慣病について
成人病から生活習慣病へ
生活習慣病

活性酸素
酸素はこうして発生した
高等生物の出現
エネルギー源
身近な活性酸素
活性酸素とは?
活性酸素の種類
活性酸素の本来の働き

食物の消化と吸収
消化と吸収

栄養素の働き
現代人の栄養事情
七大栄養素
注目の栄養素

栄養生化学療法
注目される栄養療法

サプリメントについて
サプリメントの活用
サプリメントの選び方

健康チェック
 
有機化合物の基礎知識

粒子について
物質の成り立ち
原子の構造
電子の配置とイオン

結合について
イオン結合

健康管理士 杉本卓也(スギタク) の健康情報

健康情報 > 病気・症状別 > 月経前症候群
 
 アメリカのある調査では、月経のある女性の50%が月経前症候群(PMS)を経験しているという。月経前症候群の症状が出るのは、遺伝的な要因、ストレス、アルコールやカフェインの量、運動量、年齢などが関係していると考えられている。年齢の要因については、30歳未満の女性よりも30〜40歳の女性の方が月経前症候群が多いことがわかっている。
 ある研究者はビタミンやミネラルが月経前と月経中の気分を左右すると考えている。カルフォルニア州オプティマックス社では、「30代の女性に月経前症候群が多いのは、この年代の女性は妊娠で体内の栄養が減っていることが原因だろう。」という。

カルシウム(Ca)は強い味方

 ニューヨーク市メトロポリタン病院では、毎月きまって月経前症候群に悩む女性に1ヶ月間1日1000mgのカルシウム(Ca)を摂取してもらったところ、約73%の女性が月経前症候群の症状が軽くなったという報告がある。
 月経前症候群に対してカルシウム(Ca)がどのように影響しているかはわかっていないが、カルシウム(Ca)は筋肉の収縮をやわらげる効果があり、その効果が発揮しているのではないかと研究者らは考えている。
 他の研究でもカルシウム(Ca)の効果に対しての報告がある。ノースダコタ州米国農務省グランドフォークス人類栄養研究センターで行われた研究では、これまでにカルシウム(Ca)とマンガン(Mn)の不足と月経前症候群との間に関係があることがわかっていた。そこで、カルシウム(Ca)やマンガン(Mn)が少ない食事をとると月経前症候群があらわれる女性にこれらのミネラルを投与すると、症状が軽くなったという。
 最も重い月経前症候群を引き起こす食事は、アメリカにいるほとんどの女性がとっている食事に近いという。女性の大部分は、カルシウム(Ca)を1日に約587mgしかとれておらず、健康な骨をつくり、骨粗鬆症を予防するために必要と考えられる1000mgには遠く及ばない。アメリカ人女性のマンガン(Mn)の平均摂取量は、1日2.2mgだ(所要量は2mg)。
 ミネラルが配合されているサプリメントは毎日とっても害にならないので、月経前症候群が出やすい人は摂取してみるのもいいだろう。ノースダコタ州米国農務省グランドフォークス人類栄養研究センターでは、「カルシウム(Ca)は、脂肪がすくなくカルシウム(Ca)が多い食品を積極的にとるといい。これらの食品がとれない人には、1日に500〜1000mgのカルシウムのサプリメントをすすめている。」という。

マグネシウム(Mg)も強い味方

 ある研究結果では、月経前症候群がある女性の血中マグネシウム濃度は、症状のない女性よりも低いと報告されている。また、血中マグネシウム濃度が上がると、月経前の不快感、特に緊張感や不安などの感情面が改善されることを示した研究結果もある。マグネシウム(Mg)が欠乏するとドーパミンが不足し、多くの女性が月経前に緊張感やいらいらを感じることに関係しているようである。
 イタリアでの研究では、月経前症候群のある女性28人にマグネシウム(Mg)360mgを投与すると、けいれんとむくみがやわらぎ、症状が改善したという報告もある。
 マグネシウム(Mg)の所要量は400mgで、白いパンや白米、肉や乳製品に偏った食生活を送るとマグネシウム(Mg)が不足してくる。 マグネシウム(Mg)を1日に300〜400mgずつとるようすすめられている。


ビタミンEで症状をやわらげる

 メリーランド州ボルティモアの科学者らが行った研究では、月経前症候群の症状が出やすい女性に2ヶ月間、d-α-トコフェロールを毎日服用したもらったところ、気分の変動、特定の食べ物がほしくなる衝動や、おなかのはりや落ち込みなどの症状が改善されたという。
 メリーランド州ボルティモアの科学者らは、「ビタミンEが多いほど効果があり、400IUは200IUより改善度が高かった。このような多量のビタミンEは、食事だけではとれない」という。
 ビタミンEと月経前症候群の関係についてはわかっていないが、ビタミンEはプロスタグランジンをつくりにくくすることで効果をあらわすと考えられている。
 ビタミンEを試すなら、まず400IUとるのがいいと専門家はいう。少なくとも6週間とってみて、様子を見てみよう。

ビタミンB6でさらに症状をやわらげる

 月経前の体重増加やいらいらには、ビタミンB6も効果があるという。月経前症候群のある女性25人にビタミンB6を1日500mgを3ヶ月間投与したところ、体重増加をはじめとする症状が改善されたという研究がある。
 多量のビタミンB6は女性ホルモンの血中濃度を変化させるので月経前症候群を改善するという。ビタミンB6は高用量では毒性が出るので注意が必要である。
 ビタミンB6をとるなら、ビタミンB群がすべて配合されたサプリメントを摂取するのがよい。ビタミンB6だけをとると、他の栄養素が不足する可能性があり、他のビタミンB群とバランスをとる必要があるからである。

ビタミン・ミネラル目標摂取量

栄養素 目標摂取量
カルシウム(Ca) 500〜1000mg
マグネシウム(Mg) 300〜400mg
マンガン(Mn) 2mg
ビタミンB6(ピリドキシン) 150〜200mg
ビタミンE(トコフェノール) 400IU

注意

*腎臓・心臓に問題のある方は必ずマグネシウム(Mg)のサプリメントを摂取する前に医師に相談しましょう。
*ビタミンB6を多量に摂取すると副作用があらわれることがあるので、摂取する前に医師に相談しましょう
抗凝血薬を服用中の方はビタミンE(トコフェノール)のサプリメントを摂取してはいけません。
*その他、持病のある方は必ず医師に相談してからサプリメントは摂取しましょう。
 
 
プロフィール - 免責事項 - SITE INFOMATION
Copyrights(C)2000-2004 Sugimoto Takuya All rights reserved.