sugitaku.net はインターネット・健康の情報サイトです。
インターネット情報 - 健康情報 - 掲示板 - リンク - ホーム
 
症状別・病気別

かぜ
月経困難症
月経前症候群
下痢
更年期障害
骨粗鬆症
こむらがえり
しみ
しわ
脱毛
つめのトラブル
白内障
肥満
日焼け
疲労
貧血
不眠
むくみ
物忘れ
老化

健康の基礎知識

健康の概念
健康とは何か
健康意識

健康と生活
オプティマムヘルス

生活習慣病について
成人病から生活習慣病へ
生活習慣病

活性酸素
酸素はこうして発生した
高等生物の出現
エネルギー源
身近な活性酸素
活性酸素とは?
活性酸素の種類
活性酸素の本来の働き

食物の消化と吸収
消化と吸収

栄養素の働き
現代人の栄養事情
七大栄養素
注目の栄養素

栄養生化学療法
注目される栄養療法

サプリメントについて
サプリメントの活用
サプリメントの選び方

健康チェック
 
有機化合物の基礎知識

粒子について
物質の成り立ち
原子の構造
電子の配置とイオン

結合について
イオン結合

健康管理士 杉本卓也(スギタク) の健康情報

健康情報 > 病気・症状別 > 白内障
 
水晶体の濁りを一掃しよう

 白内障は、水晶体という目のレンズに含まれるたんぱく質の透明度が下がり、濁る状態をいう。喫煙や糖の蓄積、長年の直射日光が原因となる。多くの専門家は、濁りの原因は活性酸素だと考えている。

水晶体を守る栄養素

 水晶体は、活性酸素の攻撃にかかわらず自衛手段を持っているが、守りを固めるには栄養素が必要だ。ビタミンC、ビタミンE、β-カロチン、セレン、亜鉛、銅は水晶体を守る働きがある。ビタミンB2やビタミンB12などのビタミンB群、システイン(アミノ酸の一種)も水晶体を保護するようだが、それを示すデータは少ないとユタ大学医学部眼科学部長で教授のランダル・オルソン医博はいう。
 小規模だが、サプリメントの効果を認めた研究がある。ハーバード大学の研究によると、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを規則正しくとる医師が白内障を患う率は、とらない医師の約4分の1だった。カナダの研究では、サプリメントで白内障が約40%減少した。

水晶体を保護するビタミンC

 水晶体は多量のビタミンCを含む。水晶体のビタミンC濃度は他の体液の10〜30倍である。
 タフツ大学ジーン・マイヤーUSDA人類栄養学加齢研究センター栄養・視聴覚研究所所長のアレン・テイラー博士は、「ビタミンCは水晶体を保護する可能性があると。」と言っている。
 動物実験では、ビタミンCは光や糖、薬剤による酸化から水晶体を守る働きが認められたとテイラー博士はいう。
 人の場合には、「ビタミンCの摂取量が低く、白内障の予防効果に差が出るほどの影響はないようだ」とブリガムウーマン病院チャイニング研究所のスーザン・E・ハンキンソン理博はいう。
 ハーバード大学公衆衛生学部ハンキンソン博士は5万828人の看護婦を検討したところ、ビタミンCのサプリメント(平均1日量250〜500mg)を10年以上摂取した女性は、手術が必要な重度の白内障の発現率が、摂取しなかった女性より45%低かった。別の研究では、300〜600mgのビタミンCのサプリメントを摂った人々は、摂らなかった人々に比べて、白内障にかかる危険度が70%低かった。
 医師は、白内障にかかる危険性のある人に1日500〜3000mgのビタミンCをすすめている。「白内障の予防に適したビタミンCの量は不明だが、500mgで水晶体内のビタミンC濃度が上がることがわかっている」とテイラー博士はいう。
 ビタミンCは多量にとっても安全だと考えられるが、目については3000mgを超えない方がいいという研究者がいる。
 「3000mg以上をとると、網膜の黄班部にひだがあらわれ、網膜剥離を起こす危険性が高まりかねない」とニュージャージー州レークハイアウォサの栄養視力研究所所長ベン・C・レーン博士はいう。

にんじんで目を守ろう

 β-カロチンとビタミンAも白内障を予防する。ハーバード大学公衆衛生学部が看護婦を対象として行った研究では、β-カロチンとビタミンAの摂取量が最も高い人に手術を要する重度白内障があらわれる確率は、摂取量が最低だった人々より39%低かった。
 β-カロチンとビタミンAは、酸化による水晶体の損失を予防するようだ。ビタミンAには抗酸化作用がないが、Aを十分にとると、体内にあるβ-カロチンが活性酸素の退治に専念できるとハンキンソン博士はいう。

ビタミンEでも目を守ろう

 「動物実験や試験管内の研究では、ビタミンEが水晶体の酸化を防ぐことが明らかにされている」とオルソン博士はいう。
 人を対象とした研究でも、ビタミンEを1日400IUとる人に白内障があらわれる確率は、とらない人の半分だった。
 「ビタミンEは強力な抗酸化物質で、他の栄養素と併用すれば、水晶体の濁りを遅らせることができる」とオルソン博士はいい、ビタミンEを1日400IU摂るようすすめている。ビタミンEの所要量は30IUだが、一般の人が食事から摂れるビタミンEはわずか10IU程度であるため、サプリメントで摂取する方法が有用だといっている。

網膜の衰えを防ぐ亜鉛

 亜鉛は網膜の機能に必要で、老化による網膜の劣化を予防する働きがある。スーパーオキサイドジスムターゼなどの抗酸化酵素の合成にも必要で、専門家は白内障の予防や進行を遅らせるには亜鉛を15mg(所要量)〜50mg摂るようすすめている。レーン博士は、検査結果をもとに用量を決めている。
 亜鉛を摂りすぎると体内の銅が失われるので、亜鉛10mgあたり1mgの銅を併用する必要がある。銅はごく少量でも毒性をあらわすので、専門家に相談せずに2mg以上の銅を長期摂取をしないことが大事である。

セレンで抗酸化作用をパワーアップ

 セレンは、目を守るグルタチオンペルオキシダーゼをつくるのに必要である。レーン博士は、サプリメントが必要なのは、グルタチオンペルオキシダーゼの少ない人は、赤血球中のセレンが少ない人、または水銀中毒を経験した人だけという。オルソン博士は、セレンを含むマルチビタミン・ミネラルのサプリメントをすすめることがある。
 セレンは1日50〜200μgにとどめるように専門家は指導している。少量でも毒性があるため、100μg以上をとるのであれば専門家に指導してもらうことが大切である。

ビタミン・ミネラル目標摂取量

栄養素 目標摂取量
β-カロチン 25000IU
銅(Cu) 1mg
セレン(Se) 50〜200μg
ビタミンC(アスコルビン酸) 500〜3000mg
ビタミンE(トコフェノール) 400IU
亜鉛(Zn) 15〜50mg
 
 
プロフィール - 免責事項 - SITE INFOMATION
Copyrights(C)2000-2004 Sugimoto Takuya All rights reserved.