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かぜとは・・・
空気中には、サッカーボールの形をしたライノウィルスが入っている粒子が飛んでいる。これがついた指で鼻を触ったり、粒子を吸い込んだりすると、ウィルスが粘膜にとりつく。そして、食道から胃に落ちなかったウィルスは、のどの粘膜のなかでも守りの手薄な部分を見つけて細胞内に侵入して、細胞に自分のコピーをつくる。このコピー能力は高く、2〜3時間に10万個以上のウィルスを作り出す。
がぜの治療が難しいのは、ウィルスが細胞の一部になってしまうためである。感染部分に白血球が押し寄せ、ウィルス細胞の破壊にとりかかる。この血液が押し寄せるために、副鼻腔が腫れあがり、ウィルスを封じ込めるためにつくられる粘液が鼻水や咳の原因となる。
この期間は約7日間以上にわたるが、ビタミンCならこの期間を短縮でき、また予防にも役立つ。
ビタミンCの効果とは
ビタミンCは風邪に有効であることは一般的となっている。故ライナス・ポーリング博士が「ビタミンCとかぜ」という論文で医学界を驚かせてから、ビタミンCのメリットについていろいろな議論が展開されてきた。ポーリング博士は、かぜをひいた直後から1時間に1回、500〜1000mgずつビタミンCを数時間摂れば、かぜが短く、症状が軽くなるとすすめた。ビタミンCについては様々な分野で数十件の研究が行われているが、結果はまちまちであったが半数以上はポーリング博士の方法を支持する結果が得られている。
1970年代の研究結果のうち、イギリスで行われたもので1日に1000mg以上のビタミンCをとった研究の全てで、被験者に症状緩和がみられ、症状持続期間が72%短縮したと報告されている。
防御機構を活性化するビタミンC
ディック博士の研究では、男性被験者20人を窓のない部屋に集め、ポーカーをする実験を3回繰り返して行った。少量のかぜウィルスを8人の鼻腔につけ、残る12人にかぜがうつるかどうか調べた。実験前に半数の男性には1日2000mg(毎食後と就寝前)のビタミンC、残りの半数には偽薬を3週間半にわたって摂取させた。この結果、全員がかぜをひいたがビタミンCを摂取しているグループのかぜの症状は軽かった。
この研究では、ビタミンCはなんらかの方法で白血球を刺激し、機能を向上させることが示唆された。白血球は感染した細胞をとり囲み、細胞を破壊して除去することがわかった。
亜鉛のトローチ
亜鉛の持つ免疫作用は昔から認められてきた。1980年代になるとかぜの治療薬として注目を集めだした。亜鉛のトローチがかぜに効くという仮説を検証した研究がある。亜鉛トローチを摂取した人は、平均4日で症状が改善、プラセボ群は平均11日で症状が改善と、結果は極めて有意にみえた。しかし、グルクロン酸亜鉛の味が悪く、トローチを摂りたくないためにかぜが治ったと報告した可能性があるのではないかという異見も出た。そのため、味のよい亜鉛トローチの開発が進められた。その後、新しい亜鉛トローチが開発された。
ニューハンプシャー州ダートマス大学保健医療部で行われた臨床試験では、73人の大学生を2群に分け、一方には亜鉛トローチ、もう一方には同じ味のプラセボを渡した。学生には、かぜをひいたらトローチを2時間おきにとるよう指導された。トローチ1個には約24mgの亜鉛が含まれている。この結果、亜鉛トローチを摂取していたグループでは平均4.3日で症状改善、プラセボ群では平均9.2日で症状改善という結果が得られた。この研究結果より、亜鉛の効果と早期治療で効果が現れることがわかった。
ビタミン・ミネラル目標摂取量
*1200mgを超えるビタミンCをとると下痢を起こす人がいる。
注意
*持病のある方は必ず医師に相談してからサプリメントは摂取しましょう。
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