iTunes Match が日本でもようやく始まり、リリース後にマッチングに時間がかかるなどの問題はありましたが、現在は大きな問題もなくサービスが提供されているようです。iTunes Match は、iTunes ライブラリを iCloud で共有できるサービスです。年間3,980円で利用でき、CD などから読み込んだ曲も25,000曲までクラウドで管理できます。
日本では MYUTA、まねきTV、ロクラクなどのサービスを見ていると、もう日本ではこういったサービスは難しいのかと思っていました。そこに iTunes Match が意表をついて提供されたことで、権利者側との話し合いがまとまったのかな?と思われます。
クラウドに楽曲が移せるメリットは大きく、
- 端末に依存する必要がなくなる
- マシンクラッシュ時のリカバ時間短縮化
- SSD のコスト削減
- マシン移行の時間短縮
といったところでしょうか。
iTunes Match に移行したことで、ディスク使用量は下記のようになりました。
端末 | iTunes Match 移行前 | iTunes Match 移行後 | 削減容量 |
iPhone 5 のオーディオ容量 | 15.10GB | 2.67GB | -12.43GB |
MacBook Pro 13 Retina のディスク容量 | 98.7GB | 83.19GB | -15.51GB |
iTunes Match 移行前の iPhone 5
32GBモデルだったので、オーディオファイルが大半を占めている状態でした。

iTunes Match 移行後の iPhone 5
32GBモデルでも十分、空き容量確保できてるので次回、新機種購入時も32GBにしようと思います。

iTunes Match 移行前の MacBook Pro 13 Retina

iTunes Match 移行後の MacBook Pro 13 Retina

iTunes Match に移行したことで、デバイスのディスク容量は空き増えた状態になりました。音楽の再生はストリーミングになるので、今後は回線コストや品質でバランスを取ることになるかと思います。au の iPhone 5 は、あまり回線状態がよくないので、ストリーミング再生だと稀に途切れたりすることがありますが、気にならないレベルではあります。端末側でユーザの利用状況によって、キャッシュの量を調整してくれるなどしてくれるとありがたいです。
iTunes Match は海外よりは価格が高いですが、日本国内で提供していることを考えると妥当な価格ではないでしょうか。