OS X Mountain Lion へアップデート


OS X Mountain Lion

日本時間7月26日21時半頃に App Store から OS X Mountain Lion が公開されました。OS X Lion のときと同じ時間なので、今後もこの流れなのでしょうか。ただ、公開されていましたが、エラーが発生して購入はできませんでした・・・

その後、23時過ぎから一斉に購入できるようになりました。Twitter や Ust でも皆、一斉に購入でき始めていたので、公開後は何かトラブルが発生していたのか、リージョンごとに購入制限がかかっていたのかと思われます。あとは、OS X Mountain Lion Up-to-Date 対象の方へは、重複されたコードが発行されていて、アップデートできないなどの問題も発生していたようです。

ダウンロード、インストールは特に問題も発生せず終わることができました。今回は、Lion からのブラッシュアップと新しい機能の追加で安定性の向上が期待できます。気になっている機能を順番に見ていきます。

メッセージ

iMessage

iOS に搭載されているメッセージの OS X 版です。OS X から iOS 端末へメッセージが送れるのはとても便利なんですが、iOS と OS X で同じアカウントを使用していても、両方のメッセージが同期されるわけではなく、メッセージを送った方の OS にしかメッセージが返って来ないようになっています。

【追記 7/29】OS X Mountain Lion と iOS のメッセージ同期

通知センター

通知センター

iOS に搭載されている通知センターの OS X 版です。 Growl キラーのイメージが強いです。まだ、対応しているアプリケーションは少ないですが、順次対応されていくのではないでしょうか。通知センターの表示は、トラックパッドの右端から2本指でスライドすることで、デスクトップの右側に表示されます。iOS のときは上から1本指でスライドです。

Power Nap

Power Nap

Mac がスリープ状態のときに各種アップデート、バックアップ、同期が行われます。ノートブックの場合は、バッテリーと電源アダプタそれぞれに Power Nap の項目があるので、バッテリー時も Power Nap を行うことも可能です。デフォルトの設定は、電源アダプタが接続されているときのみ Power Nap が有効になるようになっています。

AirPlay

AirPlay

iOS ではいつもお世話になっている AirPlay の OS X 版です。Apple TV が接続されている TV へミラーリングを行うことができます。ケーブルが必要ないので、プレゼンの際に Apple TV が置いてあれば、とても便利かと思います。デスクトップで開いているウィンドウのサイズが Apple TV の出力先の TV に合わせてリサイズされ、Apple TV の出力をやめても、リサイズされた状態のままで元の状態に戻らなかったので、わざわざ手動でウィンドウのサイズを戻さなければいけなかったのが、ちょっと残念なところでした。

また、ソフトウェア・アップデートは、OS のアップデートでしたが、今回から App Store へ統合されているようです。インターネット上でダウンロードしたアプリケーションをインストールするときに、制限が設けられるようになっています。【システム環境設定】→【セキュリティとプライバシー】の一般タブで設定変更が必要となります。iOS と同様に認証されているアプリケーションを使って下さいということでしょうね。

セキュリティとプライバシー

最後に、細かな不具合は見受けられますが、動作は軽くなっており、OS X Lion ユーザはアップデートしておいた方がいいかと思います。Mac OS X 10.6 Snow Leopard ユーザも App Store での OS X Lion のアップデートはなくなっており、OS X Mountaion Lion へのアップデートとなっているので、アプリケーションの互換性が許せばアップデートしておく方がいいかと思います。

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