Google I/O 2013 雑感


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Google I/O 2013 が今週から開催され、初日のキーノートで多くのサービスや機能強化が発表されました。キーノートが約3時間半と長時間でしたが、最後にペイジ CEO が登場され、声帯が順調に回復していること伺えました。

今回の Google I/O 2013 で発表された内容で大きものをまとめると、

  • 音楽ストリーミングサービス「Google Play Music All Access」を発表
  • Android 用の統合開発環境「Android Studio」を発表
  • Google Glass 向けアプリを発表
  • Google Maps のアップデート
  • Google+ の写真ツールのアップデート
  • Google+ Hangouts のアップデート

というところでしょうか。他にも多数のアップデートが行われています。

音楽ストリーミングサービス「Google Play Music All Access」を発表

$9.99/月で Google の音楽エディタがおすすめの楽曲を提供するサービスで「ルールのないラジオ」と表現されていました。ラジオは自分が知らない楽曲を知れるいい機会なので、サービスとしてはとてもいいと思いました。ただ、既存のラジオでは DJ さんがどうしておすすめしているのか、アーティストの背景などの解説が短時間に入っていて、楽曲が流れているだけではないので、本当にラジオみたいな感じになるのかは楽しみなところです。もちろん、お気に入りの楽曲を楽しむこともできるようです。

日本では、Spotify、iTunes Match と未だにスタートしていないので、Google が日本の規制を打破してくれることを願います。

Android 用の統合開発環境「Android Studio」を発表

Android の統合開発環境としては、Eclipse みたいな感じでしたがやっと、公式の統合開発環境が発表されました。これまでストレスに感じていた部分が解消され、開発スピードが上がるのではないでしょうか。

個人的に注目しているのは、Android のライブラリに新しく追加された行動認識機能です。ユーザの行動の状態、つまり、徒歩なのか自転車なのか自動車なのかがアプリ側で取れるようになります。今まで RunKeeper などでは予め行動の状態を設定してから計測スタートしていましたが、アプリ側でユーザの行動の状態が取れるようになると、利用用途が相当広がるのではないかと思います。

行動状態が取れることで1日中ロギングしていれば、どういった行動をしていたかが手軽にわかるようになるので、個人情報の部分の除けばデータの利用用途はたくさんあるかと思います。今後、楽しみな機能ですが、iOS 側では今のところないようなので、今後追加されるかもしれないですね。

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