毎年、オンラインストレージの新しいサービスがスタートするものの結局は、容量に制限があったり、転送量が遅かったりと何かと使いにくいところがたくさんありました。今年も、1年のβテストを経て先日、新しいオンラインストレージサービスの bitcasa がサービススタートしました。
注目は有料プランで容量が無制限だというところです。月額$10または年間$69（キャンペーン中）で無制限の容量が利用できるようになります。
クライアントも OS X、Linux、Winodws、iOS、Android とサポートされているので、環境に左右されることはないかと思います。多くのオンラインストレージサービスは、Linux のサポートをしていないところが多いのです。ちなみに、Dropbox は Linux をサポートしています。
早速、クライアントアプリをダウンロードして、インストールすると Bitcasa Infinite Drive がマウントされます。
マウントした容量は、562.95TB です。個人で使う分には、十分な容量かと思います。まぁ、容量無制限なのであまり気にする必要はありませんねw
iTunes のライブラリの 52GB をコピーしてみましたが、多くのオンラインストレージだと終わらなかったものが、気づいたら終わっていました。コピー時間は計測していませんでしたが、数時間でコピー終わったのではないでしょうか。
bitcasa のバックエンドは、AWS（Amazon Web Services）を利用しているので、ファイルの保存には Amazon S3 が使用されているかと思います。Amazon S3 は、堅牢性 99.999999999% と 99.99% の2種類があるので、どちらが使用されているかわかりませんが、コスト面を考えると 99.99% の方ではないかと思われます。
また、bitcasa の最も重要なところが、重複排除なのですが、クライアントで暗号化しているので、bitcasa 側はデータの中身は何もわからないということです。たぶん、check sum かけてチェックしているだろうけど、謎なところが多いですね。
重複ファイルが bitcasa でわかっているということは、Amazon CloudFront で配信は可能なので組み合わせているんでしょうか・・・
いろいろと予測で書きましたが、オンラインストレージとしてハードに使っても耐えているので、とても便利なサービスであるのは確かです。あとは、サービス停止しないことを願っています。
どなたかの参考になれば幸いです、紹介もあるようなので、よろしければこちらからどうぞ！
http://l.bitcasa.com/FSErt2sN