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活性酸素の本来の働き

活性酸素は、悪さをするばかりではなく、身体になくてはならないものでもあります。日常の生活で、様々な細菌やウィルスなどの病原菌、カビやほこり、煤 煙などのものにさらされています。これらは生きているかぎり、常に存在し、呼吸をする度に大量に体内へ侵入してきます。しかし、これらの異物や病原菌が体 内に入っても、すぐに病気にならないのは、僕たちにはこれらに対する防御システムがあるからです。それが免疫というもので、健康であれば、外から進入して きた病原菌などを白血球が倒してくれます。この白血球にもいろいろな種類があり、リンパ球、好中球、マクロファージなどがあります。この中でも、好中球、 マクロファージは食細胞(貪食細胞)と呼ばれ、自分の体内に取り込んで殺菌をしてくれます。また、白血球は病原菌などに対して、活性酸素を振りかけて退治 します。つまり、活性酸素は私たちの身体を守る強力な武器でもあります。