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不眠

体内時計をリセットしてくれる栄養素

成人の約30%の人は寝つかれず、翌日に響く経験を繰り返している。
ミネソタ州メイヨークリニック睡眠障害センター不眠プログラム部長ピーター・ハウリ博士は、「問題なのは睡眠時間ではなく、翌日の体調の方が重要であ る」」と言っている。また、「例えば、4時間しか寝ていないが日中元気な人がいる。こういう人は不眠症ではない。」
たまに寝れない夜があっても人生が台無しになるわけではないが、眠れない夜が続くことは大変な問題である。
深夜勤務は20世紀最大の労働災害の1つだとハウリ博士はいう。米国成人の9%を占めていると言われる慢性不眠症の人なら、睡眠不足が感情や仕事、人間関係にいかに大きな影響を及ぼすかわかったいるはずである。

食べ物も影響する不眠症

ハウリ博士は、「不眠症は病気ではなく、なんらかの異常を示す指標にすぎない。」と言っている。不眠症患者の半数は、心理的な問題やうつや仕事のストレ ス、結婚生活などの原因をかかえている。また、アレルギーや慢性な痛みも原因となるが、この場合は治療することで症状を改善することで眠れるようになる。 その他の原因として、環境要因や睡眠習慣(週末夜深しする)、生活リズムのくずれも原因となる。
「食べ物も睡眠に大きな影響を及ぼす。上記の要因を除外して研究したところ、ある種の栄養素が睡眠の質を改善する可能性があることが認められた。」と ノースダコタ州米国農務省グランドフォークス人類栄養学研究センターのジェームズ・G・ペンランド博士は言っている。

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肥満

栄養素をとってスリムになる

全米のある調査によると、体重を減らしたいと思ったときには女性の84%、男性の77%がダイエットをするという。しかし、アメリカ人の肥満度は上がりつづけ、いまや国民の56%が太りすぎた。
では、あきらめるかというとそうではない。アメリカダイエット協会前理事の公認栄養士ジュディ・ドット氏は「正しい方法でダイエットをすれば成功します。」と言っている。

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白内障

水晶体の濁りを一掃しよう

白内障は、水晶体という目のレンズに含まれるたんぱく質の透明度が下がり、濁る状態をいう。喫煙や糖の蓄積、長年の直射日光が原因となる。多くの専門家は、濁りの原因は活性酸素だと考えている。

水晶体を守る栄養素

水晶体は、活性酸素の攻撃にかかわらず自衛手段を持っているが、守りを固めるには栄養素が必要だ。ビタミンC、ビタミンE、β-カロチン、セレン、亜 鉛、銅は水晶体を守る働きがある。ビタミンB2やビタミンB12などのビタミンB群、システイン(アミノ酸の一種)も水晶体を保護するようだが、それを示 すデータは少ないとユタ大学医学部眼科学部長で教授のランダル・オルソン医博はいう。
小規模だが、サプリメントの効果を認めた研究がある。ハーバード大学の研究によると、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントを規則正しくとる医師が白 内障を患う率は、とらない医師の約4分の1だった。カナダの研究では、サプリメントで白内障が約40%減少した。

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骨粗鬆症

骨太でいられる方法とは

アメリカでは骨粗鬆症による骨折が毎年150万件以上発生する。脊椎骨や前腕、手首、股関節の骨折が多い。骨を折れば背中が曲がり、股関節部を骨折すれば歩けなくなったり、死に至ったりする。
全米女性保護評議会の評議員ルース・S・ジャコボウィッツ博士は、「若いことから栄養をとって運動するだけで予防できる。高齢の女性でも、骨密度を高めることができる」と語っている。

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貧血

貧血とは・・・

貧血とは、血液中のヘモグロビンや赤血球が減少した状態のことで、皮膚が蒼白くなり疲れやすくなる。そして、息切れや心拍数の上昇があらわれ、集中力が 持続しなくもなる。このような症状は、全身の酸素が不足することで引き起こされる。心拍数が上がるのは、心臓がより多くの血液を送り出そうとするためであ る。
また、栄養素の不足による貧血もある。一般的には鉄(Fe)欠乏があるが、その他に葉酸(ホラシン)、ビタミンB12(コバラミン)の不足も原因とな る。まれには、銅(Cu)、ビタミンB2(リボフラビン)、ビタミンA(レチノール)、ビタミンB6(ピリドキシン)、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビ タミンE(トコフェノール)の不足も貧血を引き起こすことがある。

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