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カリウム(K)

特徴

ナトリウムと共に働き体内の水分バランスの調整を行う

体内での働き

  • 細胞内に30倍多く、神経インパルスを生じ筋肉の収縮を調整
  • 細胞代謝、酵素反応、アミノ酸からの筋蛋白質の形成を助ける
  • エネルギー生産酵素の活性化に働く
  • 肝臓、筋肉でグリコーゲン生成と肝でのグルコース転換に関与
  • ナトリウム、カルシウムと共に細胞膜電位を一定に保持する
  • リンと共同し脳に酸素を送り、カルシウムと協同し神経筋の活性を調整する
  • ナトリウムと共に心筋活動を正常に保ち、筋肉系に栄養を与える
  • 浸透圧、酸とアルカリのバランス調整に関与
  • ナトリウムによる血圧上昇に拮抗する
  • 副腎ホルモン生産に関与
  • インシュリン分泌など、ホルモン分泌を促進する
  • 血液不純物の腎臓からの排泄を助ける
  • 尿素合成に働く

こんな方に

  • 高血圧である
  • 肌荒れ
  • イライラする

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むくみ

むくみとは・・・

むくみとは体に余分な水分がたまることで、原因には食品アレルギー・心臓病や腎臓病、薬(ホルモン剤etc)などがあります。また、女性の場合は月経が始まる前の7~10日間にホルモン濃度が変化するためむくみやすくなります。

塩とむくみ

塩(NaCl)は摂りすぎても不足しすぎてもむくみます。

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下痢

下痢の原因はいろいろ・・・

下痢の原因は非常にたくさんある。1~2日の短期間に止まる場合は栄養素の不足を気にすることはない。  また、風邪で下痢になるのはウィルスや細菌感染によるもので、このときの下痢は数日から一週間程でよくなる。この場合の栄養素の不足は、体液、塩、マグ ネシウム(Ca)、カリウム(K)、カルシウム(Na)などの電解質である。
成人が2~3日の間、栄養素を吸収できなくても問題はないが、小児と高齢者になると話が別になる。子供や高齢者は、電解質や水分不足の影響を受けやす い。米国では子供が脱水症状が原因の下痢で毎年500~1000人命を落としている。セントラルフロリダ胃腸協会では、「幼児や高齢者で6~8時間、成人 で12時間以上にわたって下痢が続いた場合は、水分と電解質を補給する必要がる」と薦めている。また、のどの渇きや皮膚の乾燥、尿量の減少がみられる場合 や、皮膚をつまんだあとがしわになって残るほど皮膚の弾力性が落ちている場合にも水分補給が必要となる。

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疲労

カルフォルニア州ロスアルトスにあるPMS・更年期セルフヘルプセンター所長スーザン・M・ラーク医博によると、ある調査によれば、かかりつけの医者の 診察を受ける理由のトップは疲労だ。ストレス、うつ病、甲状腺疾患、貧血、食物アレルギーはすべて、慢性疲労があらわれる病気である。また、多くの女性は 月経前や更年期に疲労を覚えている。  ミネソタ州メイヨークリニック睡眠障害センター不眠プログラム部長ピーター・ハウリ博士によると、多くの人は睡眠不足である。4~5時間で睡眠が足りる 人は一部で、ほとんどの人は6~9時間の睡眠が必要である。  そして、疲労が半年以上続く場合、慢性疲労症候群の可能性もある。

鉄不足で疲労が引き起こされる

ラーク博士によれば、疲労の原因の多くは鉄欠乏性貧血であり、月経のある女性の20%が毎月の失血で貧血になっているとのことである。  貧血に至らない場合でも、軽度の鉄欠乏があるため、より多くの鉄を摂れば改善が期待できる。専門家レベルでは、1日12~15mgの鉄を摂るよう薦めて いる。鉄を豊富に含むものは動物性食品であるので、脂質の少ない肉やカキ、あさりを摂ろう。ほうれん草や豆類も鉄は豊富であるが、動物性食品に比べ吸収率 が落ちてしまう。また、75mg以上のビタミンCのサプリメントとともに鉄が豊富な野菜を摂取すると、鉄の吸収率は上がる。

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