「しみ」カテゴリーアーカイブ

しみ

肌を守ってしみを消すビタミン

しみは医学用語で老人性色素班と呼ばれ、長年にわたる日光照射で過量の色素が皮膚に沈着したもので、しみの治療にあたる皮膚科医は直射日光を避けるように指導している。

肌を守るビタミンC

ウィルコンシン大学医学部予防医学教授ロレイン・メインスナー博士は、皮膚の維持に必要で安全な1日量として、約300~500mgのビタミンCの経口摂取をすすめいている。
ビタミンCを皮膚に塗るのも有用だとする研究者いる。ビタミンCを塗ると、日光を浴びた皮膚で発生する活性酸素によるダメージが大幅に低下したという研 究結果がある。活性酸素は、自然発生する不安定な分子で、体内の正常な分子から電子を奪う。電子を奪われた分子は不安定になり、組織が大きなダメージを受 ける。ビタミンCをはじめとする抗酸化物質は、みずから電子を活性酸素に与えて中和し、正常な分子をダメージから守る。
「ビタミンCは、日光による皮膚のダメージを防ぐため、しわやしみなどのトラブルを防ぐと考えられる」とノースカロライナ生物工学センター技術開発部部 長のダグラス・ダール博士はいい、日焼け止めとビタミンC外用剤の併用をすすめている。
また、柑橘類も肌の健康維持に役立つかもしれないが、オレンジを十分食べれば日光など怖くないとは考えないようにと、ノースカロライナ州デューク大学医療センター皮膚科部長シェルダン・ピネル医博はいっている。

続きを読む しみ