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マグネシウム(Mg)

特徴

カルシウム、ビタミンCの代謝を促進するミネラル

体内での働き

  • 細胞内で糖質、アミノ酸代謝に関与する多くの酵素の活性化に働く
  • 血糖をエネルギーに転換するのに十分なマグネシウムが必要
  • 神経や筋肉細胞の電位を正常に維持し、その働きを助ける
  • 軸索膜の電気化学平衡を安定化する
  • 心臓の拍動に必要なカルシウム供給量を調整し、心筋のけいれんを防ぐ
  • トロンボキサンの放出を抑え、血栓形成を防ぐ
  • 浸透圧、酸とアルカリのバランス、体温調整に働く
  • ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンCの利用を助ける
  • カルシウム、カリウム、リン、ナトリウムの吸収と代謝を助ける
  • 骨細胞の正常代謝に働き、骨の強さと硬さ、歯の硬さを保つ
  • CAMPの生成に働き、副甲状腺ホルモン、パラソルモン分泌に関与
  • 小胞体、RNAやDNAのヘリックス構造安定化に必要
  • 脂肪利用を助ける
  • 脳脊髄の正常な働きに、肺組織と神経系の形成に重要
  • ミトコンドリアでエネルギー生産因子として、抗酸化的に働く

こんな方に

  • イライラする
  • けいれんをおこしやすい
  • 高血圧である

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むくみ

むくみとは・・・

むくみとは体に余分な水分がたまることで、原因には食品アレルギー・心臓病や腎臓病、薬(ホルモン剤etc)などがあります。また、女性の場合は月経が始まる前の7~10日間にホルモン濃度が変化するためむくみやすくなります。

塩とむくみ

塩(NaCl)は摂りすぎても不足しすぎてもむくみます。

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疲労

カルフォルニア州ロスアルトスにあるPMS・更年期セルフヘルプセンター所長スーザン・M・ラーク医博によると、ある調査によれば、かかりつけの医者の 診察を受ける理由のトップは疲労だ。ストレス、うつ病、甲状腺疾患、貧血、食物アレルギーはすべて、慢性疲労があらわれる病気である。また、多くの女性は 月経前や更年期に疲労を覚えている。  ミネソタ州メイヨークリニック睡眠障害センター不眠プログラム部長ピーター・ハウリ博士によると、多くの人は睡眠不足である。4~5時間で睡眠が足りる 人は一部で、ほとんどの人は6~9時間の睡眠が必要である。  そして、疲労が半年以上続く場合、慢性疲労症候群の可能性もある。

鉄不足で疲労が引き起こされる

ラーク博士によれば、疲労の原因の多くは鉄欠乏性貧血であり、月経のある女性の20%が毎月の失血で貧血になっているとのことである。  貧血に至らない場合でも、軽度の鉄欠乏があるため、より多くの鉄を摂れば改善が期待できる。専門家レベルでは、1日12~15mgの鉄を摂るよう薦めて いる。鉄を豊富に含むものは動物性食品であるので、脂質の少ない肉やカキ、あさりを摂ろう。ほうれん草や豆類も鉄は豊富であるが、動物性食品に比べ吸収率 が落ちてしまう。また、75mg以上のビタミンCのサプリメントとともに鉄が豊富な野菜を摂取すると、鉄の吸収率は上がる。

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不眠

体内時計をリセットしてくれる栄養素

成人の約30%の人は寝つかれず、翌日に響く経験を繰り返している。
ミネソタ州メイヨークリニック睡眠障害センター不眠プログラム部長ピーター・ハウリ博士は、「問題なのは睡眠時間ではなく、翌日の体調の方が重要であ る」」と言っている。また、「例えば、4時間しか寝ていないが日中元気な人がいる。こういう人は不眠症ではない。」
たまに寝れない夜があっても人生が台無しになるわけではないが、眠れない夜が続くことは大変な問題である。
深夜勤務は20世紀最大の労働災害の1つだとハウリ博士はいう。米国成人の9%を占めていると言われる慢性不眠症の人なら、睡眠不足が感情や仕事、人間関係にいかに大きな影響を及ぼすかわかったいるはずである。

食べ物も影響する不眠症

ハウリ博士は、「不眠症は病気ではなく、なんらかの異常を示す指標にすぎない。」と言っている。不眠症患者の半数は、心理的な問題やうつや仕事のストレ ス、結婚生活などの原因をかかえている。また、アレルギーや慢性な痛みも原因となるが、この場合は治療することで症状を改善することで眠れるようになる。 その他の原因として、環境要因や睡眠習慣(週末夜深しする)、生活リズムのくずれも原因となる。
「食べ物も睡眠に大きな影響を及ぼす。上記の要因を除外して研究したところ、ある種の栄養素が睡眠の質を改善する可能性があることが認められた。」と ノースダコタ州米国農務省グランドフォークス人類栄養学研究センターのジェームズ・G・ペンランド博士は言っている。

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肥満

栄養素をとってスリムになる

全米のある調査によると、体重を減らしたいと思ったときには女性の84%、男性の77%がダイエットをするという。しかし、アメリカ人の肥満度は上がりつづけ、いまや国民の56%が太りすぎた。
では、あきらめるかというとそうではない。アメリカダイエット協会前理事の公認栄養士ジュディ・ドット氏は「正しい方法でダイエットをすれば成功します。」と言っている。

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こむらがえり

こむらがえりとは・・・

「こむらがえり」とは、ふくらはぎの筋肉がけいれんすることを言うが、原因は未だにわかっていない。一説には、体内の電解質濃度の低下や利尿剤などの薬 が原因などと言われている。また、透析患者はこむらがえりに悩むことが多く、妊娠も一因だと言われている。どの場合にせよ、今現在は原因がわからない状態 であることに違いはない。しかし、ビタミンやミネラルなどで効果がみられている場合がある。

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骨粗鬆症

骨太でいられる方法とは

アメリカでは骨粗鬆症による骨折が毎年150万件以上発生する。脊椎骨や前腕、手首、股関節の骨折が多い。骨を折れば背中が曲がり、股関節部を骨折すれば歩けなくなったり、死に至ったりする。
全米女性保護評議会の評議員ルース・S・ジャコボウィッツ博士は、「若いことから栄養をとって運動するだけで予防できる。高齢の女性でも、骨密度を高めることができる」と語っている。

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月経前症候群

アメリカのある調査では、月経のある女性の50%が月経前症候群(PMS)を経験しているという。月経前症候群の症状が出るのは、遺伝的な要因、ストレ ス、アルコールやカフェインの量、運動量、年齢などが関係していると考えられている。年齢の要因については、30歳未満の女性よりも30~40歳の女性の 方が月経前症候群が多いことがわかっている。
ある研究者はビタミンやミネラルが月経前と月経中の気分を左右すると考えている。カルフォルニア州オプティマックス社では、「30代の女性に月経前症候 群が多いのは、この年代の女性は妊娠で体内の栄養が減っていることが原因だろう。」という。

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