バリン

特徴

イソロイシン、ロイシン、バリンを含めて分枝アミノ酸と呼ばれる

体内での働き

  • 精神に活力を与える(イソロイシン・ロイシン・バリン)
  • 知的能力を高める(イソロイシン・ロイシン・バリン)
  • 情緒を安定させる(イソロイシン・ロイシン・バリン)

こんな方に

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トリプトファン

特徴

トリプトファンはビタミンB6(ピリドキシン)、ビタミンB3(ナイアシンまたはナイアシンアミド)、マグネシウム(Mg)と共に働いて神経伝達物質のセロトニンをつくり出すのに脳で使われる。

体内での働き

  • ビタミンB3の原料、造血に関与
  • 脳内でセロトニンを転換する
  • 不眠と時差ぼけを改善する
  • 鎮静鎮痛効果がある
  • 食欲を抑える
  • アルコールや覚醒剤の渇望を緩和する
  • 過呼吸とパニックを防ぐ

こんな方に

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イソロイシン

特徴

イソロイシン、ロイシン、バリンを含めて分枝アミノ酸と呼ばれる

体内での働き

  • 精神に活力を与える(イソロイシン・ロイシン・バリン)
  • 知的能力を高める(イソロイシン・ロイシン・バリン)
  • 情緒を安定させる(イソロイシン・ロイシン・バリン)

こんな方に

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タンパク質

タンパク質は生命を維持していくためにすべての動物の食事から欠くことができない。しかし、実際に必要なものはタンパク質そのものではなく、タンパク質 を構成しているアミノ酸である。アミノ酸は窒素と結合して何千という異なるタンパク質を形成する。アミノ酸には24種類あることがわかっており、そのうち 9種類は必須アミノ酸と呼ばれている。必須アミノ酸は他のアミノ酸のように人体内でつくり出せない。体が効果的に使ってタンパク質を合成するためには、す べての必須アミノ酸が適切な割合で存在しなくてはならない。たった1つの必須アミノ酸がほんの一時的に欠けていても、タンパク質の合成に悪影響があらわれ る。実際、どの必須アミノ酸が少なくても、また欠けていても、他のすべての必須アミノ酸の働きがそれに応じて落ち込むことになる。

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カリウム(K)

特徴

ナトリウムと共に働き体内の水分バランスの調整を行う

体内での働き

  • 細胞内に30倍多く、神経インパルスを生じ筋肉の収縮を調整
  • 細胞代謝、酵素反応、アミノ酸からの筋蛋白質の形成を助ける
  • エネルギー生産酵素の活性化に働く
  • 肝臓、筋肉でグリコーゲン生成と肝でのグルコース転換に関与
  • ナトリウム、カルシウムと共に細胞膜電位を一定に保持する
  • リンと共同し脳に酸素を送り、カルシウムと協同し神経筋の活性を調整する
  • ナトリウムと共に心筋活動を正常に保ち、筋肉系に栄養を与える
  • 浸透圧、酸とアルカリのバランス調整に関与
  • ナトリウムによる血圧上昇に拮抗する
  • 副腎ホルモン生産に関与
  • インシュリン分泌など、ホルモン分泌を促進する
  • 血液不純物の腎臓からの排泄を助ける
  • 尿素合成に働く

こんな方に

  • 高血圧である
  • 肌荒れ
  • イライラする

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カルシウム(Ca)

特徴

吸収にはビタミンDが必要、またカルシウムとマグネシウムは2:1で摂ることが大切

体内での働き

  • 体内の99%のカルシウムはリンと共同して骨、歯を形成し維持する
  • 心筋リズムとすべての筋肉の収縮を調整する
  • 種々の膜の選択的透過性、流動性の維持に関与
  • 血液の浸透圧、酸とアルカリのバランスの調整に関与
  • 細胞の情報伝達に関与
  • ホルモン放出に関与
  • 刺激に対する神経系の過剰な反応を抑え、正常に保つ
  • 酵素の活性化に働く
  • 細胞内セメント物質の維持に働く
  • 細胞間の結合の維持に働く
  • 食細胞の貧食能を高め、アポトーシスを促す
  • 血液の凝固に働く
  • 水銀、鉛、カドミウム、ストロンチウムの骨への沈着を防ぐ
  • 乳汁生成を促す
  • ビタミンや鉄など一般的なミネラルの代謝を助ける

こんな方に

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マグネシウム(Mg)

特徴

カルシウム、ビタミンCの代謝を促進するミネラル

体内での働き

  • 細胞内で糖質、アミノ酸代謝に関与する多くの酵素の活性化に働く
  • 血糖をエネルギーに転換するのに十分なマグネシウムが必要
  • 神経や筋肉細胞の電位を正常に維持し、その働きを助ける
  • 軸索膜の電気化学平衡を安定化する
  • 心臓の拍動に必要なカルシウム供給量を調整し、心筋のけいれんを防ぐ
  • トロンボキサンの放出を抑え、血栓形成を防ぐ
  • 浸透圧、酸とアルカリのバランス、体温調整に働く
  • ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンCの利用を助ける
  • カルシウム、カリウム、リン、ナトリウムの吸収と代謝を助ける
  • 骨細胞の正常代謝に働き、骨の強さと硬さ、歯の硬さを保つ
  • CAMPの生成に働き、副甲状腺ホルモン、パラソルモン分泌に関与
  • 小胞体、RNAやDNAのヘリックス構造安定化に必要
  • 脂肪利用を助ける
  • 脳脊髄の正常な働きに、肺組織と神経系の形成に重要
  • ミトコンドリアでエネルギー生産因子として、抗酸化的に働く

こんな方に

  • イライラする
  • けいれんをおこしやすい
  • 高血圧である

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