タンパク質は生命を維持していくためにすべての動物の食事から欠くことができない。しかし、実際に必要なものはタンパク質そのものではなく、タンパク質 を構成しているアミノ酸である。アミノ酸は窒素と結合して何千という異なるタンパク質を形成する。アミノ酸には24種類あることがわかっており、そのうち 9種類は必須アミノ酸と呼ばれている。必須アミノ酸は他のアミノ酸のように人体内でつくり出せない。体が効果的に使ってタンパク質を合成するためには、す べての必須アミノ酸が適切な割合で存在しなくてはならない。たった1つの必須アミノ酸がほんの一時的に欠けていても、タンパク質の合成に悪影響があらわれ る。実際、どの必須アミノ酸が少なくても、また欠けていても、他のすべての必須アミノ酸の働きがそれに応じて落ち込むことになる。
- 必須アミノ酸
・イソロイシン(C6H13NO2)
・スレオニン(C4H9NO3)
・トリプトファン(C11H12N2O2)
・バリン(C5H11NO2)
・ヒスチジン(C6H9N3O2)
・フェニルアラニン(C9H11NO2)
・メチオニン(C5H11NO2S)
・リジン(C6H14N2O2)
・ロイシン(C6H13NO2) - 非必須アミノ酸
・アスパラギン(C4H8N2O3)
・アスパラギン酸(C4H7NO4)
・アラニン(C3H7NO2)
・アルギニン(C6H14N2O3)
・オルニチン
・カルニチン
・システイン(C3H7NO2S)
・シスチン
・グリシン(C2H5NO2)
・グルタミン(C5H10N2O3)
・グルタミン酸(C5H9NO4)
・セリン(C3H7NO3)
・タウリン
・チロジン(C9H11NO3)
・プロリン(C5H9NO2)
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